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I'm sorry. There is no English caption yet.

自動浮沈U−BOOTといっても、童友社の名作(あのメカニズムは、かつての銭湯潜水艦小僧にとって、やはり「名作」)とは別物です。

例のペットボトル自動浮沈潜水艦を作ってから、やっぱりスケール模型の「自動浮沈」を作りたくなってトライしてみました。

自動浮沈のメカニズムは基本的にペットボトルタイプと一緒。



 素材はこちら。ニチモの名作1/200「U-BOAT Type \-B」。
 同社不朽の名作「伊-19」や、童友社の「U−BOAT」「伊ー401」と並んで、いまどきうれしいモーターライズ。

 さすが艦船模型の老舗ニチモなので、ご存知のとおり素性は良好です。とはいえ古いキットなので、金型の老朽化は隠せず、すさまじいバリの嵐(笑)。
 また、手すりが太い、とか、甲板のスノコパターンが違うとか、細かいことは、今回は展示用の模型ではなく、「バス・トイ」ということで深く考えないようにします。

 もっとも、なぜ、よりメジャーな「Type Z」でなく「Type \」がキット化されたのか?
 多分このスケールでモーターライズにするには、「Type Z」は小型すぎたのでありましょう。  

 基本的にはインストのとおり組み立てます。

 写真に見える金属棒は、バラスト兼トリムバランサー。
 3mmの金属シャフト(田宮模型「楽しい工作シリーズ」の車軸に使われていたもの)を2cmほど切り詰めて使用しています。

 真ん中へんを0.5mmのプラ板で押さえ、水中でのトリム調整のため、前後にスライドできるようになっています。
1.2mmのプラ板を箱組みし、バラストタンクを作ります。
気密(とくに上部)を保持できるように、しっかりと接着します。

タンクの下部には、同じくプラ板でスライドレールを作ります。
(今回はエバーグリーン製の「コの字型」プラ棒を加工して作りました)

甲板前方に見えるプラ板は、甲板をワンタッチで着脱できるようにするための「引っ掛け」。
バラストタンクを裏から見たところ。

船体が細いので、浮力を確保するため、どうしてもタンクが前後に長くなってしまいます。
おかげでトリム調整は、かなりデリケートになってしまいました。
タンク容量が許せば、なるべく前後長は短いのが吉。

タンクの大きさは「こんなもんかな?」とフィーリングで決定しています(笑)
中央部の穴の直径は、これくらい(すごいアバウト)
タンク下部のスライドレールに、このようにピンバイスで多数の小穴をあけたプラ板(タンクの床板)を差し込みます。

これをスライド式にしたのは、動力源の「バブ」の補給をやり易くするため。
 司令塔のフロアは、バルブフロートが入るスペースを確保するため、後方の機関砲デッキだけを残し、前方を切り取ります。

 司令塔内部は、バルブのフロートがスムースに動くよう、内側の出っ張りを削り落としておきます。

 甲板に開けた空気排出穴の前後に1.2mmのプラ板片を取り付けているのは、浮上してフロートが降りたとき、タンク内のガスの抜けを助けるため。
ベントバルブはこのようにつくります。
シャフトは2mmのビス。(ミニ四駆用のロングビス)

この辺はペットボトル版と概ね同じ。

バルブの下にナットが取り付けてあるのは、浮上した際、「水の表面張力でバルブが張り付いて降りてこない」ということを防ぐための「錘」。
発泡スチロールで作ったフロートを仮に取り付けてみる。(まだ接着しない)

フロートは艦と同じ色で塗っておきます。
タミヤの水性アクリル塗料なら、発泡スチロールに塗っても大丈夫。

また、ごらんのように、潜望鏡のパーツもフロートに取り付けておきます。
潜望鏡パーツの接着は木工ボンドか、エポキシ接着剤で。
 ベントバルブのとりつけ。

甲板をはさんだ反対側から、フロートを取り付けます。

この際、バルブのシャフトとフローとの接着には、エポキシ接着剤を使いますが、はみ出た接着剤が司令塔にくっつくとやっかいなので、慎重に。
(なお、私は艦を塗装するため、この工程は塗装後に行いました。)
 フロートを取り付けた司令塔。

 フロートがなるべく司令塔の上端から飛び出さないようなサイズにしたほうが見栄えが良いのは当然ですが、バルブとその錘を十分に持ち上げるだけの浮力も要求されるので、この辺の頃合は「カン」をフルに働かせなければなりません(笑)
 後部上甲板に、キット付属のタッピングビスとプラ板の小片を使って、中央甲板のストッパーを作り、取り付けます。
 (もちろん、プラ片のストッパーは回転するように)
で、まあ、このように中央甲板を取り付けるわけです。
 船体のあちこちに空気抜きの穴を開け、艦内に水が入るようにしなければ潜行できません。

 で、スケール感をなるべく壊さないように穴を開けるために、当初はキットにモールドされた「本物のベントホールやフラッドホール」と同じ位置に穴を開けようと試みましたが、あまりの大変さにあっさり挫折(根性なし)
 (画面左端の上部船体ベントホールだけ穴が開いていて、左右最初の一対を開けたところで挫折したのがわかります?
船体下部のフラッドホールも前後2対ずつで挫折)
 仕方が無いので、割と穴を開けるのが楽で、しかも穴が目立たない「艦尾魚雷発射管」を空気穴として利用。
とりあえず完成。
塗装しないのであれば、このままで遊べます。

ここまで私は土日を使って2日の工程でした。
で、塗装完了。
作業に1日。

やっぱり塗装すると、見栄えと満足感が違います。

ただ、ウォッシングすると、色が暗くなるってことを計算して、上部船体はもう少し明るいグレーにしておけばよかったなあ…。ちょっと暗いです。

さらに息子からは、「もっと派手にウェザリングした方が格好良いのでは?」と。
う〜ん、まあね…。

あと、張り線は、中央甲板を着脱する都合上無理なので、ご勘弁を。

 急速潜行!!

 狙い通りの動きが出来て、ちょっとうれしい。
 前後のトリム調整には苦労しましたが。






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