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HISTORY
わが国の宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発中の再使用型ロケットの無人研究機。
従来の使い捨て型ロケットとも、シャトルとも違う、「完全再使用」の新世代宇宙船を目指している。
運用されているこの手の実験機では世界唯一のもの。
2003年10月、地上からロケットを噴射して高度30mほど離昇し、その後逆噴射ロケットで軟着陸するという実験に成功している。
この手の機体を衛星軌道まで飛べるようにするのは、技術的にとてつもなく困難なのだそうだが、高度200キロメートルの「宇宙領域」まで到達する弾道飛行に要するエネルギーならば、衛星軌道到達に要するエネルギーの約7%で済むそうなので、衛星軌道とまでいかなくても、とりあえず「宇宙」領域まで飛べるようになれば、従来使い捨てロケットを使わざるを得なかった科学観測などの低コスト化が期待でき、「観測の空白」になっている高度域を埋めることができるのだそうだ。
これって相当すごいことなのだそうだが、素人の私にはよくわかりません(笑)
ただ、現在のRVTは、まだ到達可能高度が100mそこそこだそうなので、まだまだ道のりは遠そうだが、単なる「夢」ではなく、「目処のたった目標」にできたということらしい。
MODEL IMPRESSION
これはV2号を提供してくれいたcurrellさんのサイトからです。
おお!日本の機体が海外でペパクラになるとは!
恥ずかしながら、自分もこのペパクラで初めてRVTなる機体を知りました。
設計者の方、どこからこの機体の情報を入手したのでしょう?なんともマニアックな方です(笑)
この機体はパーツ数も少なく、また、いつものようにパーツの精度も高いので、作りやすいモデルです。
ただ、機体下方外周に配置される黒色のクランク型パーツ(パーツ番号B4)などは、この小さいパーツを説明書の指示通り、折り曲げて作るよりも、厚手のボール紙をクランク型にカットして、黒く塗装した方が作業は楽です。
あと、着陸脚は、厚手のボール紙を内蔵して補強してあげると、不慮の破損防止になると思います。
実物がえらく小さいため、(全高約3.5m)私のコレクションのなかでも、このモデルだけは1/32で作られており、並んでいる他のモデルと比べ、縮尺はかなり違うので念のため。
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