Jupiter-C(juno) ジュピターC(ジュノー1) エクスプローラ1 1958
ジュピターC(ジュノー)のペパクラデータはこのサイト http://www.lansbergen.net/modelbouw.htm

juno1 HISTORY
 ソ連によるスプートニク1号の成功で、宇宙開発競争の出鼻をくじかれた米国が、スプートニクに後れること4ヶ月、面子を掛けて打ち上げた「米国最初」の人工衛星がエクスプローラー1号である。

 打ち上げに使われたジュピターC型(後にジュノーに名称替え)は、中距離弾道ミサイルの改造ロケットであった。

 この成功で米国もソ連に追いついた、と言いたいところであったが、エクスプローラーの重量は14キロ。スプートニクの83キロ(このエクスプローラーの3ヶ月前に打ち上げられたスプートニク2号に至っては508キロ!)にはとうてい及ばず、(衛星が重けりゃ偉い訳ではないが)衛星打ち上げロケットの性能差は歴然としていた。 (このタイトルページの集合写真でご覧のとおり、ロケットの大きさも全然違う。)

 もっとも、この時打ち上げられたエクスプローラー1号は、衛星到達高度の最高記録を更新し、バンアレン帯を発見するなど、宇宙科学の発展には大きく寄与した働き者であった。


IMPRESSION
 このサイトが提供してくれているペパクラも、高品質なものが多いのですが、たまに「?」というようなものもないではありません。まあ、「無料」ですから(笑)
 ただ、このジュピターCは「当たり」です。
 組立説明書も判りやすく親切です。

 同じコーナーに1/4スケールの人工衛星エクスプローラー1号のペパクラもあります。

 ロケット自体が小型なので、余り神経質になる必要はないかもしれませんが、パーツによって用紙の厚さを調整したり、(あるいは貼り重ねたり)、これも要所要所にバルクヘッドを自作して取り付けると、外形の仕上がりが良くなると思います。

 展示用のスタンドがありあませんが、別のサイトの(失礼)同型機(マーキュリーレッドストーンなど)のスタンドパーツを、ネーム部分を張り替えて流用するなどで対処できます。

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