Proton Rocket プロトンロケット
プロトンロケットのペパクラデータは、こちらです。(よく行方不明になるサイトですが、しぶとく(?)復活) http://www.classicpaperspacemodels.dk/

proton HISTORY
 ロシアが開発した衛星打ち上げロケット。
 その開発は1963年頃まで遡る、なかなか年季の入ったロケットである。
 ペイロード(打ち上げ可能重量)が大きく、過去、サリュート、ミールなどの宇宙ステーション・モジュールの打ち上げに活躍。

 現在建造が進められている国際宇宙ステーションのメインモジュール「ザーリャ」、居住棟モジュール「ズベズダ」の打ち上げにも使用されるなど、大荷物を衛星軌道に運び揚げる仕事が得意で、未だ現役バリバリの働き者、宇宙ステーションの打ち上げといえばこのロケット、というすごい奴である。

 これまでに240機以上が打ち上げられており、過去の打ち上げ成功率も高く、ロシア製にしては(失礼)信頼性が高い。


MODEL IMPRESSION
 先のスプートニクやヴォストークと同じサイトの提供です。
 このプロトンロケットのパーツ本体は、自分で好みのスケールを設定して縮小印刷するよう説明書に指示があり、(スプートニクやヴォストークの説明書もそうですが)1/100なら何パーセント縮小印刷、1/96なら何パーセント縮小印刷、というように、スケールごとの印刷設定縮小率が書いてあります。
 英文なので、あまり丹念に読みたくありませんが、最初の方に書いてありますので(笑)大丈夫です。

 出来上がりはすごく格好良く、作業に当たっての注意事項もスプートニクやヴォストークと概ね同様です。
 ただし、ちょっと困ったことに、このモデルはこのサイトで提供されているパーツだけでは完成させることが出来ません。
 別サイトのここで提供されている(先のソユーズやスペースシャトルを提供してくれているサイトです)「国際宇宙ステーションISS」の「ズベズダ」モジュールのパーツが必要になります。

 う〜ん、もし、ズベズダのパーツを提供してくれているサイトが閉鎖されたらどうなるのだろう...。無料配布してくれているペパクラにこんな事を言うのは筋違いなのかもしれませんが、自己完結したパーツ構成にしてほしかった...。

 それと、ズベズダのパーツは1/100なので、プロトンロケットをこれ以外のスケールで作ろうとする場合は、それに合わせてズベズダのパーツも拡大・縮小しなければならないのでご注意を。

 このプロトンロケットや、ヴォストークなど、同サイトが提供しているペパクラは、どれも完成すると、組立前のパーツシートで見た印象よりも「おお精密!」という感じになります。構成が上手いのでしょう。

 このサイトは、しばらく行方不明になっていたのですが、復活した新サイトでは、このタイプのプロトンの他に、「ゾンド」打ち上げ仕様と、「ルノホート」打ち上げ仕様のバリエーションが新たに追加されています。

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